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五感の育成

21世紀をになうべき人たちは、悲しいことに感性が足りない(?)。この仕事をするようになってすぐに気がついたことである。これまで、その感性の足りなさを感情そのものが少ないからだと考えていた。他人と関わることが少ないだけに、淡白な生き方を身につけているから・・とも思っていた。最近になって、感性の育成源はどこだろう・・?と、頭の中をよぎることが多くなった。「心」が育つために必要なものってなんだろう・・・?。これを解明すると感情を引き出すきっかけになるのではなかろうか・・?
ここ数ヶ月の観察の結果、至ったところが
五感の能力(?)である。人間として与えられた優秀な能力の一つである五感を充分に使用していないような気がする。五感に備えられているアンテナの感度が悪いのではなかろうか?
五感で感知された情報は脳に送られ判断や思考の材料として使われる、その中に感性と呼ばれるセクションが成り立つはずである。
五感から得られる情報が極端に少ないのだとしたら・・・。

五感は視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚五感覚
一つ一つを例にとって考えてみてほしい。目の見える人ならばいつも何かを見ているはず。その時、何をみているだろうか?
目的のもの以外も視界に入れて情報として活用しているだろうか? 歌のない音楽の心(?)がつかめているだろうか?夏と冬の晴れた日の空の色の違いを知っているだろうか?目に見えない空気の昨日と今日の違いを感じたりしているだろうか?お茶の味はみーんな同じだと思っていたりしないだろうか?手に触れるもののいつもと違う手触りがわかるだろうか・・・?「そんなのんきなことはいってられないわよ!!私は忙しいのよ!」言いたい気持ちも良く分かる。けれど特別に時間のかかることでもなければ、お金のかかることでもない。いつだって何かを見ているのだし、毎日何かを食べているのだし・・・。生きてるだけで五感は使っているのだと思う。五体満足に生まれて、機能も充分に備わっているのだから、しっかり使うべきだと私は思う。

少しずつでいい、持ち合わせたアンテナをうまく使ってほしい
情報が少なければ、人間の心(脳)は正確な判断も出来なければ思考をふかめることもない
心を動かすためにも五感を充分に活用して、すこしでも深みのある人生を送ってほしいと願っている
                                                                                                  By 川留

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